中京白蟻総合害虫研究所

クロアリは動物性たんぱく質を好むアリ・花の蜜や砂糖などを好む吸蜜性アリ・両方を好む雑食性のアリの3種類がいます。お菓子やジュースの甘い香りにつられて屋内に侵入したり、人にかみついたりすることがあるため、小さいからといってそのままにしておくことはおススメしません。

室内侵入被害の多いクロアリの種類

動物性たんぱく質を好むアリ　ルリアリ等
吸蜜性のアリ　ムネアカオオアリ・トビイロケアリ等
雑食性のアリ　イエヒメアリ・クロオオアリ・等

「ルリアリ」

本州中部・四国・九州に生息。体長約2.0～3.5ｍｍ。体色は黒色で光沢があり、腹部はるり色の光沢が僅かに見られる。肢は黒～暗褐色で触角柄節は黄褐色であす。梅雨時や秋雨の雨の多い時期になると、屋外から室内に避難してくることがある。ベランダなどに営巣したものが家屋内に侵入し、不快害虫として問題になることもある。羽アリは７～８月に飛び出る。

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「ムネアカオオアリ」

日本全土に生息。体長は約10ｍｍ程度で名前の通り胸部は赤く、頭部・腹部はほとんど黒色です。他の蟻の様に土壌で巣を作らず朽木や枯れ木に営巣する。毒は持っていないが体調が10ｍｍと大きいため噛まれると非常に痛い。羽アリは５月～６月に飛び回る。

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「トビイロケアリ」

日本全土に生息。体長は2.2ｍｍ～3.5ｍｍ。全体定期に黒褐色。胸部は他の場所に比べて淡い。最もよく見るクロアリで列を作り家屋に侵入し甘いものに寄ってきます。羽アリは７月～８月に飛び回る

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「イエヒメアリ」

北海道以外の日本全土に生息。体長は2.0ｍｍ～2.5ｍｍの微小なアリの一種。黄色や赤褐色の体とお腹に薄黒色がついている。雑食だが魚肉や乳製品を好み気が付けば食べ物の食害を引き起こすだけでなく人を噛むこともある。体も小さく色々な隙間から侵入するため最も駆除の難しいクロアリである。

「クロオオアリ」

日本全土に生息。体長約10ｍｍ。黒色の大きなアリで腹部は褐色がかかっていて毛が目立つ。道端・草原などのひらけた場所の地中に巣を作る。羽アリは5月～6月に飛び回る。

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クロアリの駆除方法
まずは、クロアリの特定を致します。発生したクロアリに併せて薬剤を選抜し確実にクロアリを駆除いたします。基本的な工事として乳剤散布・ベイト処理をさせていただきます。




乳剤散布
クロアリを特定後、駆除作業を始めます。乳剤は散布直後は乳白色をしていますが、乾燥後は透明になります。

ベイト処理

クロアリの発生源（営巣）を特定することは容易ではありません。クロアリの通り道になる場所にベイト剤を塗布することで効果的にクロアリを駆除できます。ベイト剤を摂取したクロアリが巣に帰り死亡し、その死骸の薬効により巣の中のクロアリを駆除する方法です。

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