中京白蟻総合害虫研究所　ムカデについて

ムカデについて

肉食であるムカデは屋内外の害虫を捕食してくれますが、攻撃性が非常に強く、触れると人間も噛まれてしまうため早急な対処が必要です。


トビズムカデ（オオムカデ）日本では東北より南に広く分布する最大のムカデです。赤褐色の頭、黒色の胴体は深い緑色、黄色やオレンジ色の肢が特長的です。体長は15cmほどのものが多いですが、中には20cm以上の大きい個体もいます。	アカズムカデ北海道以外の国内に生息する強い毒性を持ったムカデです。鮮やかな赤い頭と肢が特徴的です。稀に肢が黄色い個体も生息しています。体長は12cm程度で、毒性が強く、咬まれた場合、激痛や痺れ等が生じます。

アオズムカデ本州から沖縄に生息しているムカデでトビズムカデ（オオムカデ）の亜種です。体長は10cm前後とトビズムカデ（オオムカデ）より小さい個体です。頭と胴体の背面は暗めの青色で、肢は黄色やオレンジ色をしています。毒性は強く、咬まれると痛みや腫れが生じます。